2016年に発行された「和の食文化シリーズ 第2集」から「重陽の節句」の切手。
描かれているのは「菊酒と着せ綿」
重陽の着せ綿は、平安時代の『源氏物語』にも登場する古くからの伝統風習です。
8日の夜に真綿で菊の花を覆い、翌朝朝露で湿り、菊の香りが移った真綿を
顔や身体にあてがうことで、若さが保てると信じられてきました。
また菊は不老長寿を象徴する花。古来菊花を浮かべた酒を味わい、
長命を祈る大切な日ともされてきました。
そのため重陽の節句は、別名菊の節句と呼ばれています。
※日本郵便さんのHPより
切手に描かれている菊の上に丸いものが乗っていますよね。
これが「着せ綿」だそうです。お家に菊がある方は是非。
菊の花を浮かべたお酒、これは私でもできそうです。
明日は早起きしないとダメだから今日はビールだけにしとくけど、
明日は菊を買ってきて、日本酒に浮かべて飲んじゃおう♪
長寿を希望しているわけではありませんが、
四季折々の行事や風習を守るのは大事なことだと、
最近思うようになりました。何より楽しく感じるようになってきた。